超簡単BORG!

BORG76ED+E995


BORGって何?
BORGがなかなか良さそう・・・
BORGが欲しいけど・・・。
BORGのパーツが判らない・・・
最近この様なご質問を寄せられる事がたびたびあります。

 そんなあなたのためにBORGで野鳥撮影をする為の、最低限の機材構成を超簡単にご照会します。



私の廉価システム


 BORGは元々天体観測用の望遠鏡である為、いろいろ面倒な事は多いと思います。 でも、そんなことは使っているうちに覚えるとして、とにかくBORGを手に入れたい。 そういう方のために、いきなり私の現在使用中のシステムパーツをご照会します。

   ・ トミーテック  BORG76ED金属鏡筒【6077】
   ・ トミーテック  M36.4→M57/60AD【7362】
   ・ ミザール   新型地上プリズム
   ・ トミーテック  31.7ミリアイピースホルダー【7317】
   ・ ビクセン    LV25アイピース (私はLV15と併用しています)
   ・ 誠報社製   デジカメアダプター 28mm
   ・ ニコン     クールピックス E995 (デジカメです)
   ・ ニコン     液晶モニタフード TID-1
   ・ SIIS      ドットサイトView-More (導入用の照準器です)
   ・ トミーテック  鏡筒バンド【5501】
   ・ 自作!    バランスプレート(アルミ15mm厚)
   ・ ベルボン   ビデオカメラ用雲台 PH-268R
   ・ ベルボン   三脚 WX881B

 誤解の無い様にお願いしたいのですが、これがベストの組み合わせという訳ではありません。 私の知ってるもの知らないもの、まだまだ沢山のパーツがあります。 いろんなパーツの組み合わせを試したり、アイデアを拝借して自分のものにするのも、また楽しいものです。 そんな柔軟性のある所がBORGの楽しさでもあるんです!



BORG76ED+E995
BORG76ED+E995


バランスプレートと接眼部のたわみ


 BORGの最大の難点は、重い・長い・大きいに尽きるかと思います。
機材を担いで山や公園にいって、のんびり鳥を探して歩きながら撮影をするなんてことは、 体力に自信の無い私には出来ません。
 特に山へ行ったときにはBORGを担いで登山道を見上げて立ち尽くす事もしばしばです。

 そのくせ拡大倍率は大きく極端にブレを嫌う為それなりのしっかりした三脚と雲台、 また雲台とBORGをバランス良く取り付ける為のプレートが必要になってきます。 しかし、これが曲者で各社から出ている雲台とBORGにぴったり納まるプレートと言うのが市販されてないんです。 そこで、試行錯誤を繰り返しての自作を余儀なくされます。
 また、アイピースの先にデジカメをぶら下げる格好になりますので、 どうしても摺動部にアイピース先端のたわみが悪く影響して、ヘリコイドの動きが相当渋くなります。

 そこでBORG使いの皆さんの登竜門は、バランスプレートとたわみ対策と言う事になる訳です。
 これについては他のBORG使いの皆さんのシステムを参考にして頂いて、 お手持ちの雲台にあった方式を採用されるか、独自で考案されるしかないので挑戦してみてください!

 ちなみに私の機材は総重量8Kg以上あります^^;


 今紹介した以外にも最近人気急騰している、コンパクトなminiBORG45EDやコントラストが高く写真性能に優れたBORG50EDなど 野鳥撮影用としての選択肢はたくさんあります。
 まずはボーグの公式サイト をジックリ研究されて、さらに詳しくお知りになりたい場合は、BORG使いの憩いの場所、次のurlの『Kon's Photo BBS』や『Lounge DigiBORG』のコーナーを覗いてみてください(^^)
http://digiscoping.jp/・・・『Birding and Digiborg』

 もちろん当HPのBBSやメールでご質問頂いても全くかまいません、あまり専門的な話は苦手ですが、 上手くお答できるように努力します。

 それでは、簡単すぎて『あなた、何のつもり?』と言われそうでお恥ずかしいのですが、 この辺で超簡単なBORGのご照会を終ります。少しは参考になりましたでしょうか?




by fumiaki fukino